MARITIME STORIES
航海の物語
海と共に生きる人々の記憶と声
FEATURED STORY
航海記 / VOYAGES
帆を孕む風に
帆を孕む風に
すべてを委ねた航海
動力を持たない木造帆船で、かつての北前船の航路を辿る旅——現代の若き船乗りが体験した、風と潮と星だけを頼りにする古来の航法の記録。太陽の高さと風向きを読みながら進む船上では、海と人間の本質的な関係が浮かび上がってくる。
全文を読む
ALL STORIES
漁師の話
遺産
工芸
港の風景
航海記
遺産
すべての物語
漁師の話
夜明けの漁、三代の記憶
糸島の小さな湾で、今も手繰り網漁を続ける老漁師の一日。海の変化を読む感覚は、言葉では伝えられない体の知恵として受け継がれる。
遺産
灯台守の最後の夜
自動化される前の灯台を守り続けた男の話。嵐の夜も、霧の朝も、灯を絶やさないという使命感の中に、海への深い愛情があった。
工芸
最後の舟大工
80歳を超えて今も工房に立つ舟大工の師匠。若い弟子たちに技術と共に伝えるのは、木への敬意と、海との対話の仕方だ。
港の風景
記憶の中の路地
今も変わらない港町の細い路地を歩くと、子供の頃に嗅いだ潮と魚の香りが蘇ってくる。変化と継続が交差する場所で感じる、時間の重さ。
航海記
黄昏の水平線に向かって
目的地のない一週間の航海。海上から見る夕暮れには、陸上では決して見えない色がある。波の上で迎える朝と夜が教えてくれたこと。
遺産
航海道具が語る歴史
六分儀、古い海図、漁師の使い込んだ小刀——これらの道具には、その所有者の航海の記憶が物理的な形で残されている。
SPOTLIGHT STORY
ドライドックに
ドライドックに
眠る船の魂
冬の間、海から引き揚げられた船はドックに寝かされ、修理と点検を受ける。その姿は、一時の休息を取る生き物のようだ。
"船は海に浮かんでいるときだけが全てではない。陸に上がって手当てを受ける時間も、船の一生の大切な一部だ。"
この特集記事では、越前海岸の造船所を訪ね、冬季修理の全工程を追った。職人たちの手によって蘇る木造船の物語。
記事を読む